2011年5月15日日曜日

夢ちゃん、父ちゃん頑張るけんね。後ろ姿、よう見とけよ!


下園卓 26歳。

老健の介護士。

現在、妻と子の三人家族。

高校の時に、着ぐるみのバイトで、食パンマンになる。そこで当時のドキンちゃんと、恋におちる。ちなみに、それが現在の嫁。

大学4年になっても就職活動もせず、毎日を過ごす。発達障害児を相手に、ボランティア活動を行い、そこで知り合ったおっさんに紹介されて、現在の職場である、老人保健施設で働き始める。

2007年12月に「結婚しよーやドキンちゃん」ゆーて、翌年12月に結婚。次の年には、子供、「夢」ちゃん誕生。


現在、平々凡々な毎日を過ごしています。給料そんなにもらってるわけではないので、決して楽な生活ができてるわけではないんですが、それでも、家族3人寄り添って、笑いあいながら生きています。

子供の成長は早くて、見てて楽しいです。
昨日までできなかったことができるようになったり、歌を歌ったりしてるの見てて、こいつ一生懸命生きとるなぁと感じます。こっちが元気もらってますって感じですね。



‥介護士として働き、家庭を持ち、日々過ごしているそんな彼の、「伝えたいこと」そして「夢」とは。
彼はこう語ってくれました。



「普通の生活」と「家族」の大切さですね。

人より苦労してるわけでもないし、酒飲みながらウンチク垂れる程度の事しかできない俺が言うのもアレなんですが、 毎日仕事から帰って家の灯りとかみると、落ち着くんですよ。そんで中に入ると子供とかが出迎えてくれて。外でどんだけ嫌なことがあって、落ち込んで帰ってきても、いつもと変わらず接してくれて。疲れとか、吹っ飛ぶんです。


世界を旅したこととかないんだけど、俺にとっては、ここがどこよりもすばらしい世界だと思っています。

「普通の日々」と、「家族」は、俺の宝ですね。


仕事の話でいうと、来年のケアマネ試験受かって、ケアマネさんになっちゃろうかと。給料安い、きついとかいう話は聞いてますが、あえてやっちゃろうかと思います。

そしてもうひとつの「夢」。
夢ちゃんの大人になった姿をみることでしょうか。どんな大人になるかわからんのんですが、せめて人の道を踏み外さなければ、何でもいいので。花嫁姿とかは、見たいですね。




‥彼との出会いは大学生の頃。何がきっかけかは覚えていませんが、大学の同級生。
彼も述べていた発達障害児へのボランティア活動。僕も2回だけ参加したことがあります。
1回目は大学入ってすぐの頃。だけど子どもとの接し方も分からず、当時子どもが好きでもなく苦手だったのでそれ以降参加することはなく。
2回目は大学生活後半の頃。彼に言われて参加。そのときもまだ子どもは苦手でどうして良いのか分からず。間違いなく2回目は彼に誘われることがなければ行かなかった、彼だから参加した覚えがあります。
そんな自分が今、小児科病棟で働いているなんて、人生とは本当に何が起こるのか分からないものだと感じつつ。

あの頃から、思いやりがあり、温かく誠実な「人」。
自分がオーストラリアで1年過ごしていた頃も、日本からメールを送ってくれたりした数少ない相手の中の一人。
色々あったあの頃の生活の中で、それがどんなに嬉しかったか、
きっと知るはずもなかったことと思います。


「世界を旅したことはないけれど、ここがどこより素晴らしい世界だと思う。」という彼の言葉。


世界を旅している人だけが、輝くのではない。

大きな夢がある人だけが、キラキラするのではない。

何かを成し遂げ、大きくなった人だけが、幸せなのではない。


「人」の数だけ、「幸せ」にも形がある。

「幸せ」もまた、自分の「心」次第。


それをまた、こうやって彼に教えてもらえた気がします。

間違いなくこの彼の言葉たちから伝わってくるのは「幸せ」と「笑顔」で溢れているから。

「幸せ」と「笑顔」に溢れた「世界」は、どこよりも、何よりも素敵な「世界」だから。


またその素敵な「世界」に遊びに行かせてもらいます。


「世界」にたった一つの「Home」に。

そしてそこには1日、1日と、大きく育っていく「夢」が在るから。


「こころよ
では いっておいで

しかし
また もどっておいでね

やっぱり
ここが いいのだに

こころよ
では 行っておいで」

八木重吉「心よ」

Masaru Shimozono.

0 件のコメント:

コメントを投稿