2011年5月25日水曜日

After all,tomorrow is another day-明日はまた明日の陽が昇る-

二瓶大輔。

薬剤師。糖尿病療養指導士。

神奈川県横浜市に二瓶家の長男として誕生。
母親はピアノの先生。逃げるために小学3年から水泳を習い始める。

中学時代。東京まで1時間半の通学。
それでも水泳の朝練をこなす。
ホームステイ先との文通から海外からの絵葉書に興味を持つ。

高校時代。
水泳+ライフセーバーの部活漬け。

大学時代。
1年間の寮生活に憧れ、富士急ハイランドの麓へ。

過ごす毎日は、朝まで喋って飲んでで、ほとんど修学旅行。1学年が400人ちょい。なので、みんな友達。

大学院時代。
研究と病院漬け。
ドラッグストアでバイトをしながら、でもなんとか修了。

そして社会へ。

ふつーじゃないのが好き。

新しいことをしてみるのが好き。

もちろん人と話すのも好き。

社会にでて旅に出る楽しみを見つけた。

仕事は同僚が行きたがらない病棟の担当。

血液の病気って怖いイメージ。
治らないそんなイメージ。

抗癌剤治療をしながら入退院を繰り返す、そんな病気。

白血病と戦う祖父を見て育った。

だから大学病院で働く道を断り、最後まで祖父を治療してくれた病院を選んだ。

働くのが生きがい。

そんな仕事漬けの毎日。



ちなみに写真のペンギンは自分。

TVにも紹介されたクリスマス回診で、退院できない入院患者のためにDr達と着ぐるみを着て変装し、クリスマスカードを渡す。
泣くほど喜んでくれるのを見るとやって良かったと感じるひととき。


‥100旅本第4弾「地球に恋した旅人たち-大地編-」の35ページ「Love Beer??」で著者としても執筆されている彼。
連休があれば海外へ弾丸トラベルへ向かう彼。
国内も飛行機で飛び回る彼。
ブログ→http://blog.livedoor.jp/phardaisuke/

そして‥社会に出てから旅に出る楽しみを見つけた彼。
そのきっかけとは。彼はこう語ってくれました。


「旅に出る機会を与えてくれた、ある一人の患者さんがいました。

癌。

治らない血液がんで 、緩和的な抗がん剤治療をしてた方。

1カ月ごとの繰り返す入院の中、副作用チェックとともに 少しだけ話す「旅」の話。

「昔、ここに行ったの。」

「また行けるかしら?」

「行ったとこの写真が見たい。」 と話す、その人。


お土産はあげられないけど、お土産話はしてあげられる。

撮った写真をアルバムにして、無菌室の孤独な時間に眺めてもらうことはできる。


当時、日本しか行ってなかったのもあって、

「海外は行かないの?行けるわ。私でも行けたもの。」 と話す、その人。


今思うと、それが始まりだったように思う。

100旅に出会えたのもその方と会えたから。

今は亡き、その方のおかげ。


旅をしていても感じるけど、『一期一会』ってこういうこと。


自分にとっては、毎日会う沢山のうちの1人。

でも患者さんにとっては「Only One」

そう思いながら、日々仕事してます。

これからも感動できる経験をして、その話で人を感動させたり、幸せにすることができたら良いな、と思っています。

そんな自分の夢。

「新婚旅行で世界一周」

Daisuke Nihei


‥彼との出会いは100旅。前回お話させて頂いた「Mirai」で昨年の10月末に100旅のイベントを開催したときのこと。
その前に一度だけ会ったことのあった彼に、お誘いメールをしたところ、おそらく元々参加する予定ではなかったはずが、遠征先の大阪の学会から予定をうまく調整し、駆けつけてくれました。
そんな優しい彼。

そしてあの誘いがなければ、そして駆けつけなければ、出会った人達と旅に行ったり、あの場の人と出会うこともなかったのかもしれない、だからありがとう、と言ってくれる温かい彼。

ありがとうと言いたいのは本当はこっちの方なのに。

今思えば、あの一通のメールがこれもまた何かの始まりだったのかもしれません。

あれから今までの間だけでも、共に過ごした楽しい思い出が色々とあります。

きっとそしてこれからも。


どこでそんな「始まり」や「きっかけ」があるか分からない。だから人生って面白いのだな、と。

繰り返される毎日でも、明日はまた別の日。


明日はまた明日の陽が昇る。

そう思い、僕もまた明日を迎えようと思います。


「曇り空」じゃなく、明日もまたきれいな「陽」を昇らすことができるように。

2 件のコメント:

  1. 泣きそうになった!!!ありがとう!!!

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  2. いえいえ、ほんと素敵ですよね!僕も泣きそうになりました。確かに患者さんにとってはオンリーワンなんだなと。そうやって向き合っている姿勢は本当に尊敬です。

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