2011年4月12日火曜日

桜の咲く頃に-サクラの花に想いを込めて-


佐藤 峻。

現料理人。桜人。


桜。

日本を代表する花。

平和も意味する花。

戦争で対戦国に送られた木・・・桜の木。 

染色家志村ふくみは綺麗なピンク色を彩る。

それは桜から開花の前の木の樹脂を取り、そこから美しいピンク色が染めわたる、あのゴツゴツした部分から。

桜は木全体でピンクになろうとしていた、ということ。 

木全体で頑張って花だけがピンク色の花を咲かせる、ということ。  


努力もきっとそんなもの。 
目に見えるのはほんの少し。 でもそれが人の心に響き、感動し、社会を動かす。
有名人達も目に触れるのは、彼らのほんの一部分。
ほんのひとかけらの花びらのために全身全霊をかける。
だからこそ美しい。
見えないものが見えるものを支えている。

桜=PASSION。

絶対に「桜」咲かせます。

Shun.


現在オーストラリアで料理人として激動の日々を過ごしています。

何ヶ月も何ヶ月も休まずに、一日中朝から晩まで働く日々。
過度のストレスにより激痩せしたことも、命とも言える右手の疲労骨折が生じたことも、心身共に健康でありたければ今の仕事を辞めろ、と医師に宣告されたこともあった、そんな日々。
ここには書ききれないほどの、この3~4年に及ぶオーストラリア生活での中で、たくさんの「苦しみ」や「悩み」「痛み」が、彼にはありました。

超特急で走り続ける彼。その彼をそこまで駆り立てるものは何なのか。




これは過去から今へと繋がる物語。そして広い世界でたった一つの物語。

その物語と、彼の「想い」を語ってくれました。



「高校まで過ごした仙台の町。

「誰よりもでかくなる。」昔からの自分に対しての言葉。

本当は美容師、もしくはファション関係、芸能関係がやりたかったけれど、 自分の親父が料理人だから料理を始めた。でも一生料理人で終わらせるつもりもない。

実は俺、母親の連れ子で今の兄弟は今の親父の子供。俺は本当の親父を知らないんだ。
昔やんちゃだった頃、親父の店を潰すようなことをしてしまったことがある。
そこからかな、仲が悪くなったのは。今では仲は良いんだけどさ。

それで俺の中での親孝行が自分の料理の店を出すこと。俺は本当にあんたの息子なんだぞっていう証拠をみせたいんだ。

今でも親に言うのが俺があんたの店を今度は違う形で潰すからと、笑いながら毎回言うんだよ。

だから自分がやりたいことはその後。 

でもそのためにはすごく努力したんだ。まずは自分の店出さなきゃいけないから中途半端なことはできない。
朝から晩まで料理。周りと同じことをやってたら間に合わないからさ。

経験と情熱だけは人には負けない。
本来の仕事は朝8時から夜12時。これは東京にいた頃もオーストラリアでも一緒で2時間早く行くのは自分の中で当たり前なんだ。それがどのポジョンだろうとも。 東京での生活が一番辛かったかな。

それ以外に魚を勉強したい、と思い、仕事前に朝4時から7時半まで無賃で、魚をさばかせてくださいとお願いして週3日は行った。
別の日は夜は12時に終わってから自分の名前を売るために、飴細工の練習をしに仕事が終わってから別のレストランで始発まで練習をしに行ったりしてた。 
休みの日は病院で点滴うったり他のレストランに研修行ったりで1番しんどかったけど1番笑ってた時期だった。
気付いたら仕事が遊びで、遊びが仕事になってたんだ。

ましてやレストランなんて給料低い中、勉強のためにレストラン食べに行ったりでお金は無くてさ。好きな洋服とかも買えなかったり。

でもね当時は洋服も困らなかったんだ。見てくれてる人は見てくれている。
自然と人が寄ってきてさ、自分が洋服好きだから、そうするとどんどんアパレル関係や業界人と仲良くなっていってたな。

当時はまだ有名じゃなかったモデルやアパレル関係の友人も給料少ないから、俺が休みの日に何か作って練習もかねて持って行ってあげるんだ。そうすると築いた「family」みたいになってて、そこの上のbossとかにも気に入られ、新作会とかさ、呼ばれたり買い物も全部40%offだったりサンプルを無料でもらったりしてさ。

そのときからかな。「人間やることやってれば人は見てる」、という言葉を知ったのは。
だから「料理の鉄人」とかも出れたり、漫画家「おいしんぼ」雁屋さんと食事もできるようになったり業界人達とかと会えたりできるようになったかな。


「人生は 4回ある。」ココ・シャネル。 

自分は5回ある。
今は2回目。料理だけでは終わらない。ちゃんと全部情熱をもってやる。

「夢」っていろんな人に聞かれるんだ。でも俺って「夢」はない。
それは俺の中で現実だから。絶対にやることだから。「夢」ではないんだ。

自分の店を出す。親父の店をつぶす。自分のブランドを持つ。アトリエ。会社。これ全部現実。
だから夢はない。今の自分は昔思ってた自分だから。だから人生面白いんだ。


情熱を持ち、やることやってれば人は必ず見ている。  


「夢を叶えるのがわが人生」  と書きなぐった20歳の時。 

『歴史に名を残す男になるのだ』と、普通の人生とは決別し、諦めることを諦めたあの日。 

そのときに入れた初の墨、Bad My Way= 狂った道。自分の道。 

決めたコトは何があろうと、必ずやり抜く。こうすると決めたら、突っ走る。

誰よりも努力し、誰よりも大きな夢を抱き、誰が何と言おうと諦めず、

誰よりも前に前に進んでいく。

明日のために 来月のために 来年のために 10年後のために・・・」



彼との出会いは2007年の夏。オーストラリア、シドニーにて。
一つ屋根の下どころか、同じ部屋の下でフランス人のDavidと3人でのシェア、シェアメイトでした。

初めて会った日。俺が初めて入居した日。
夜も遅かったけれど、人なつっこく話かけてくれて、PCを見ながら話してたらオーナーに怒られたっけ。今でもはっきり覚えています。

毎日毎日、朝も早く出かけ、夜遅く帰ってくる。
シティど真ん中のタワーの部屋のベランダでいっぱい話をし、酒を交わし、見た目に似合わずビリヤードが本当に下手だったこと、今ではもう上手くなったのか?あとここでは言えないようなこともあったっけ。

なんでだろう、数年経った今でもあの頃の日々は鮮明に覚えているんだ。
本当に楽しかったんだ。

26年間。その中のたった1ヶ月。

自分の中で今も輝いている1ヶ月。そしてきっとこれからも。

まだ何が大切かも、自分が何がしたいのかもよく分からなかったあの頃。
時を経て少しずつ分かってきた気がするよ、成長が遅いと怒られるかな。

多くの人と繋がりがある中、一番「頑張れ」という言葉を言えない「人」。
頑張らなきゃいけないのは俺の方だから。

いつか会う、そのときにまた胸を張って会えるように。


長い間、ずっとどうしてそんなに「体」や「心」をこわしてもなお、走り続けていられるのか、そして走り続けるのか、俺にはどうしても分からなかった。

でも今ようやく分かった気がします。

「自分」のために。そこに「人」のためへの「想い」が詰まれば詰まるほど「人」ってこんなに強くなれるんだって。

それが「力」となり、それが本当の「強さ」の意味なら俺も「強く」生きていける、きっと。



日本では今きれいな桜が咲き誇っています。人々の心を桜色に温かく、そして輝かせるように。


その「情熱」の「桜」がたくさんのたくさんの人の心に響き、感動を与え、その「心」にもまた綺麗な桜が咲きますように。


その周りにもまた、綺麗に輝く「桜」で咲き誇りますように。



人々の心にずっと咲き続ける桜のように。いつまでも。




Dear Family

俺はいろんな国、もちろん日本の友にも 貸しがある。相談乗ったりしてあげたりアドバイスしてあげたり、俺はそのたびに言うんだ。いくら小さな貸しでもちゃんと返せ,と。  
それは相手がどこの国に居ようと俺が出した店には最低1回食べに来いと。俺は1店舗目は仙台で出すからさ!! 

今回自分の友達がphotobookを出すことになりました。from NYです。この売り上げは全部寄付にまわり、このphotobookも被災地に届けられます。

これは僕の家族が家族に向けての言葉です。 

FAMILY to FAMILY.... pray 4 japan

もしよければ協力してください。どの写真が使われるかわかりませんが最低でも2000枚は欲しいそうです。

条件として最高の表情で!!相手に伝わるようメッセージを!!

わかるよね??絶対に下向いちゃダメなんだよ!!!

写真付きでメールください。shuna3faith@hotmail.com

辛いかもしれないけど 笑ってください。もしあなたAが笑えば周りのBとCも笑います。BとCが笑えばDとEも笑います!

これは感染します。だから下を向かないで笑ってください。


こないだ日本大使館から連絡が来ました。

シドニー領事館 総領事小原様から

"3月11日に発生した地震と津波により甚大な被害を見舞われた日本では、家族を亡くし、友人を亡くし、家や財産をなくした人たちが苦境と悲しみの中で懸命に生き抜こうとされています。
そうした人々に思いを寄せ、手を差し伸べてあげたい。そんな気持ちがここシドニーで広がっています。
このチャリティーディナーもそうした思いを込めた活動です。多くの方々の思いや支援が被災地に届くことを願っています。"

まだ参加できるかわからないけどもし参加できるとしたら、頑張ってきます。

今みんなが日本の事を思っています。だから頑張ってください。

いっぱい笑ってください。たぶん次逢うときはみんなたくましい顔になってると思います。目が違うと思います。 自分もそれに負けないように頑張ります。
ますはいっぱい笑ってください。

plz big smile. just do it   Shun

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